タブの木のある家 of 日影良孝建築アトリエHP


日影良孝建築アトリエ 一級建築士事務所
Yoshitaka Hikage Architect's office

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タブの木のある家(築19年の在来木造住宅の改修)
2011年12月
築後19年を経た家の様子は、目立った痛みもなく現状でも十分住み続けることが可能な住宅でしたが、還暦を過ぎたばかりの夫婦は終のすみかとして、より本物志向の住まいを求めました。建て替えよりも、改修を選択したのは、今までの住まいに馴染んできた身体の記憶を断ち切らず継承したいことが大きな理由でした。また断熱性能や暖冷房の性能の向上も動機の一つでした。
建て主の要望を十分に満たすためには、工業製品ではない無垢の自然素材(国産材)を、職人さんの伝統的な技術によって造りあげることが必要だと考えました。選び抜かれた桧、杉、赤松、桜などの広葉樹を使用し、壁などの左官は漆喰や本物の土壁を様々な表情で塗っています。また構造的にも再構築する必要があり、一旦小屋組みを全解体し再度組み上げています(構造設計:山辺構造設計事務所)。あわせて気密性・断熱性・床の段差の解消なども行っています。

東京都
施工:直井建築工房
敷地面積:43坪
床面積:45坪
家族構成:夫婦二人